昨夜、元メインPDAであった SL-C3000 を「廃棄」初期化(ゼロクリアによるデータ抹消込み初期化?) *1してみました。まだ辞書データの復元は行っていないのですが、ちと試してみたいことが…それは、SL-C3000 の初期状態での起動の早さです。なお、SL-C3200 と SL-C1000 については「1分程度 SL-C3200 の方が早い」という結論が出ています。
- 過去の日記(SL-C3200とSL-C1000)
とりあえず、以下の条件で比較してみます。
- 3機種とも、あらかじめバッテリーをいったん外しリセットボタンを押して、「電源オフ(非サスペンド状態)」に統一する
- 起動時間は電源ON (Home ボタン3機種同時押下) から起動音ファンファーレが鳴るまでとする
- 起動ファンファーレより先にパスワード入力が出る場合はそちらを優先 (メイン利用である SL-C3200 only) *2
- ストップウォッチは目視で確認するのみ。誤差±2秒くらいと考えてみる
- 起動時間はストップウォッチで測定する
- SL-C1000、SL-C3000 は初期状態とする。
- SL-C3200 はカスタマイズ済みの現状のものをそのまま用いる。
- SL-C1000 は確か工場出荷状態のまま放置してあるはず (SL-C3200 故障時用の予備機待機組ですから)
- SL-C3000 は最初に書いたとおり、「廃棄」初期化を施した直後で「辞書データがない」ことを除き工場出荷状態です。
- 3機種ともバッテリー駆動とする。AC電源はつなげない。
- バッテリーは3機種共に充電完了直後のものを利用
さて、結果はどうかな…?
- SL-C3000
- 40秒後にSHARPロゴ(しばらくお待ちください)からZaurusロゴ(1分程度お待ちください)に切り替わる
- 2分ジャストに起動ファンファーレ、利用可能となる。
- SL-C1000
- 1分07秒後にSHARPロゴからZaurusロゴに切り替わる
- 2分ジャストに起動ファンファーレ、利用可能となる。
- SL-C3200
- 54秒後にSHARPロゴからZaurusロゴに切り替わる
- 1分48秒でファンファーレ(暗証番号入力状態へ移行)
…カスタマイズをそこそこ重ねているSL-C3200の方がSL-C1000/3000より早く起動することがわかりました。以前の日記が確かなら、SL-C3200 は工場出荷状態で起動時間1分以内ということになりますね。 SL-C3000/1000 は共に起動時間が2分きっかりで、ズレもほとんど見られず(0.x秒単位の違いでしかありません)。ロゴの切り替わるタイミングが微妙に違いますが、HDD搭載の有無が何らかの影響を与えているのかもしれません。