8月 222006
 

昨夜、ちょろっと Caldbase について話題にしたら、英語でお問い合わせメールが飛んできました。
メールの内容はストレートで、 Caldbase 開発は終了したのか、今も開発を続けているのかといった内容ですが…どちらでもないというニュアンスを英語で書くのも大変なので、suspended という表記でお返事させていただきました。日本語でぶっちゃけて書いてしまうと、「本業多忙でプロジェクト中断状態」ってことですね。
Caldbase そのものもちと不遇な立場かなと思っています。というのも、1月~2月に勢いでコードを書いてプロジェクト申請までしてはみたものの、.NET Framework 2.0 や NDoc に絡む問題、arcdll系のトラブルによる公式採用DLLの増減、開発機の相次ぐ故障(3月にデスクトップ機の一部分がハード寿命で、5月にはノートPCのOS不安定化ならびにハードウェア関連不安定化による青画面多発)、圧縮解凍系よりもPDA系の開発の学習・プロトタイプ品への反響の大きさによる開発の軸足の変化、等々の多数の状況が絡み合い、統合アーカイバDLLばかりに構っていられなくなってしまったといった事情があります。
 近況としては、8月に入ってからは本業多忙で毎週休日返上&深夜残業確率大幅アップで、あらゆる個人開発のプロジェクトが凍結状態に陥っています。Caldbase というプロジェクトの発祥のきっかけが Meltice Family 3.x を .NET Framework で作り直すためのプロジェクト分離という側面がある状況で、Meltice Family と同等あるいはそれ以下に Caldbase の優先順位を位置づけているという都合上、Meltice Family が開発凍結状態であれば Caldbase も同時に凍結がかかるのもやむを得ないと考えています。
 本業多忙状態はおそらく9月中旬~下旬まで続くと思います。その後は夏期休暇で1週間少しのお休みをいただきますが、気分転換ということで開発系は完全に中断して連休中にしかできないことを実践予定、10月中旬~下旬は Meltice Family のバグ修正ならびに PDA 系の開発の再開態勢を整えるといった予定にしています。
ということで、Caldbase そのものに手がつくのは早くても11月初旬になってしまうと考えています。1年近く放置という状況はどうかなあと思っているので、年内にはプロジェクト撤退か、作り直しかの2者択一となると思います。作り直しという選択肢になっているのは、以下の事情によるものです。

  • .NET Framework とネイティブコードの DLL は本来あまり推奨される組み合わせではないらしいこと
    現時点では、同じ作るなら MFC7 / .NET 2.0 両方を並行開発しようかなと考えています。
  • Visual C# 2005 / Visual C++ 2005 の無償バージョンの限界
    Caldbase を作っていくにつれて、「これは C# と C++/CLI を同一ソリューションに配置したいな」と思うようになったのですが、Express は言語単位で開発環境が分かれており、そんなことは不可能です。よって、Visual Studio 2005 Standard 以上に開発環境の必要条件をあげて、統一的にメンテナンスしたいかな、と。
  • .NET Compact Framework について
    詳細は未調査なのですが、Pocket PC(Windows Mobile)の世界には UNLHA.DLL ./ UNZIP.DLL がいるようです。欲を言えば、そういったDLLも視野にいれたいところです(たぶん私一人では限度があるので対応できないでしょうが)
  • プロジェクト分岐もとである Meltice Family のロードマップの軌道修正
    Meltice Family のネイティブコード版は 2.2.x のままとし、新規に .NET バージョンの 3.x をおこすプランを今年2月頃に考えていたのですが、心境の変化で MFC 版の 3.x / .NET 版の 4.x といったバージョン番号になる可能性が出てきました。というのは、 .NET 版は一発解凍系にしては致命的に重すぎるためです。つまり、最終的には Win32SDK版 2.2.x と MFC版3.x、.NET版4.x の3本並立体制になることになりますが、そうなると 3.x と 4.x は基盤となるフレームワークをしっかり作り込んでいかないととてもメンテできなさげだぞ、と。

とりあえず、現状は多忙で何も手がつけられない状態なので、秋まで待ってというところです。圧縮解凍系ふたつ、PDA系4つ前後といったプロジェクトが並立している都合上、優先順位の熟考が必要なのです。また何か進展があればここで何かかくかな、と思います。


ところで…英文メールで私にお問い合わせされた方、@sf.jp のメールアドレスだったのですが、はたして何者だったんでしょうね。名前をぐぐってみたところ、とある音楽系の有名人だけがヒットしてきたため、おそらく HN か偽名だと思われるのですが…メールアカウント取得も 8/21 朝のようでしたので、匿名で問い合わせるために sf.jp のアカウントをとったのか、たまたまなのかが謎でした。英文メールではありましたが、ネイティブな英語使いなのか日本人なのかもよくわかりません。sourceforge.jp のメール投稿フォームから送信されたメールらしく、メールヘッダにも何者かを示す情報が残されていませんでしたし…正直言って、謎です。

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